長時間労働、低賃金のいわゆる”ブラック”と言われる外食業界。
実際、友人で外食産業に従事している人のほとんどは
それに当てはまっているような気がします。
そんな中、就業ゼロで、残業ゼロ。
さらに子育て中の人やシングルマザー、障がい者など
多様な人材を正社員として登用し、
時短勤務や有給休暇の完全取得など、
まさに「超ホワイト企業」の飲食店があると話題になっています。
京都にあるステーキ丼が売りの店「佰食屋」を運営する
会社の代表について調べてみました。
佰食屋オーナー 中村朱美 さんのプロフィール
名前:中村 朱美(なかむら あけみ)
役職:株式会社minitts 代表取締役
年齢:34歳
誕生:1984年
出身:京都府亀岡市
出身大学:京都教育大学
趣味:食べ歩き
資格:幼小中高校の教員免許・秘書検定1級
佰食屋オーナー 中村朱美 さんの経歴
大学卒業後、専門学校「大和学園」の広報として勤務。
26歳で結婚。
夫が結婚前に作ってくれたステーキ丼がとても美味しく、
「私だけが独り占めするのは勿体ない!みんなにも食べてもらおう」
と思ったことをきっかけに、夫ともに資金をため、
事業に失敗したら夫・剛之さんはタクシー運転手、
朱美さんは塾講師の仕事をしようと覚悟を決め、
2012年9月に飲食・不動産事業を行う「minitts」を設立。
同年11月29日(いい肉の日)に
1日100食限定がコンセプトの
美味しいものを手軽な値段で食べれるお店
国産牛ステーキ丼専門店『佰食屋(ひゃくしょくや)』をオープン。
開業当初は1日20~30食しか売れない日々が続き、
泣く泣く食材を廃棄したこともあったが
年末に客がブログで紹介し、
テレビでも取り上げられると、一気に知名度が上がった。
その味と手軽な値段でステーキ丼が食べられると話題になり
連日満員の大人気店に。
2015年3月に「佰食屋すき焼き専科」、
2017年3月に「佰食屋肉寿司専科」、
2019年6月に
ビーフライスとキーマカレーの専門店
「佰食屋1/2(にぶんのいち)」を開業し
現在4店舗を運営。
子育て中の女性やシングルマザーなど
多様な人材の雇用を促進するなど、
ワークライフバランスを意識した取り組みが評価され、
「第4回京都女性起業家賞」最優秀賞、
京都市「真のワーク・ライフ・バランス」推進企業賞など
数々の賞を受賞。
●受賞歴:
・平成27年度京都市真の「 ワーク・ライフ・バランス」推進企業の特別賞
・第4回京都女性起業家賞の京都府知事賞(最優秀賞)
・第3回LED関西ファイナリスト
・第4回京信・地域の起業家大賞最優秀賞
・第6回DBJ女性新ビジネスプランコンテストファイナリスト
・地域未来牽引企業に選定
・JVA2018ワークライフバランス推進特別賞
・新・ダイバーシティ経営企業100選
・はばたく中小企業・小規模事業者300社 2018
・第32回人間力大賞 農林水産大臣奨励賞
佰食屋オーナー 中村朱美 さんの経営方針
佰食屋のシフトは、1日5人の従業員数で構成。
一人あたり20食売って、100食完売するシステム。
営業時間内に売り切って定時になったら全員が帰宅する。
もしも一人欠勤した場合には、
欠勤した人の分を他の従業員でフォローするのではなくて、
その日のノルマを80食に減らす。
なので、業務面での負担が増えることはない。
従業員が休みでマイナスとなった分は
「会社がリスクをとって従業員の満足度を上げる経費」と考える。
中村さんが大切にしているのは、
利益を増やすことよりも、
全社員の人生を豊かにすること。
「社員全員がワークライフバランスをとるには、
経営者の確固たる意思と理念が必要」という中村さん。
そんな彼女自身が大切にしているのは、
「家族で晩御飯を一緒に食べられること」。
まさに理想を体現している中村さん。
そんな彼女の著書がこちら↓
百食屋オーナー 中村朱美 さんの年収は?
4店舗のオーナーで会社の代表取締役、
しかし原価率を下げずに美味しいお肉をお客さんに提供し
店の利益は従業員に還元しているだろうと思われますので、
中村さん自身の年収は、
1,000万前後ほどなのではないでしょうか?
新たなビジネスモデル
「1日6時間労働」で「年収600万円」を目指す!
を模索している中村さん。
新しくオープンされたカレー屋で
各都道府県に1店舗のみという縛りで、
フランチャイズ店を募集しているので
またここから新たな形を作っていかれるのでしょうね。
中村朱美さん の家族について
出典:http://powermama.info/?p=6089
夫:中村 剛之さん
お子さん :5歳(女)と3歳(男:脳性麻痺で右手右足が少し動きにくい)
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